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【マルチ・ポテンシャライト】生きかたを変えてから1年後の自分

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以前こちらの記事をまとめましたが、私は超多趣味で「マルチ・ポテンシャライト」です。マルチ・ポテンシャライトは一言で言えば「好奇心の人」。あちこち興味の対象が変わります。周囲からは突拍子もないキャリアチェンジや選択をしているように見えてしまうことも。

私は自分自身を「何をやっても続かないダメな人」とジャッジし、長い間ネガティブに感じていました。

マルチ・ポテンシャライトを知ったのは、約1年前にエミリー・ワプニックさんのTEDトークを観たことがきっかけです。その後彼女の本も読み、マルチ・ポテンシャライトをひとつの生き方として受け入れてとても救われたし、自分を諦めなくなったと思います。何よりもメンタル面がかなり改善されました。

ノーダメージだった母からの電話

先日、母から電話でこんなことを言われました。

「あなたはいつも興味があることが多すぎる。もしひとつに絞っていたら今ごろ何かで大成できていたかもしれないのにねぇ…。」

こういった発言は ≒「あなたは成功できていない」「今後も成功しない」という意味にもとれますよね。私はこのようなコメントを聞くたびに「自分てダメなんだな」と敗北感を感じていました。みるみる自己肯定感も低下。今まで友人や同僚、親から「結局何がやりたいの?」というような発言をたくさん受けては、いちいち傷ついていました。

でも、約1年前にマルチ・ポテンシャライトの生き方を知り、自分を信じてやりたいことに打ち込んできました。その結果、今回の母の発言は驚くほどノーダメージでした。傷つきやすかった自分はどこへやら。少し自分でも驚きました。

「何者」にもならなくて良いのでは?

ひとつのことを続けることが一流で、それで「何者かになる」のを成功と言う人は多いです。私もかつてはそうでしたし、そのおかげで自己否定し続けることになりました。

一流企業で何年も勤務していたり、弁護士、会計士などひとつのスキルに長けている友人をとても羨ましく思っていました。でも、今は違います。「私は〇〇です」と職業や肩書きをバシっと紹介できなくても別に良いのではないかなと思うのです。

幸せを感じるスキルを身につける

私はマルチ・ポテンシャライト な生活を1年間続けて、自分の幸福度がかなり上がったと思います。

価値観の多様性を認めなかったり、私の自信を敢えて削ぐような発言をするタイプの友人とは距離を置きました。残念ながら、何かチャレンジしようとする人に対し「この歳で?」などと笑う人は結構いるものです。私の周りにも数年前まではたくさんいまして、話すたびに疲弊していたなと思います。自分は何をしている時に幸せを感じるか、どんな人と付き合って行きたいか、徹底して考えて人間関係は整理する必要があります。

やりたいことのために、仕事をする


私には「マルチ・インストゥルメンタリスト」という目標があります。マルチインストゥルメンタリストとは複数の楽器を組み合わせてプレイスするミュージシャンです。マルチプレイヤーとも言われます。ひとつの楽器で一流になることはもちろん素晴らしいのですが、自分が出来る範囲の楽器を組み合わせて新しいものを作りあげることも面白いんじゃないかと思います。

マルチインストゥルメンタリストを志す理由は幼少期の経験にあります。母は私に対して「音大に進学して欲しい」と熱が入った時期がありました。自己流のスパルタ教育で怒鳴られ続ける日々はなかなか苦しく、私は途中で心が折れてしまいました。当時その楽器にモチベーションも持てず、自分自身に才能も感じられなかったので当然なのですが。

その後も細々音楽を続けてきましたが、ギブアップした過去や自身の性格、能力的限界をよく理解しているつもりです。「私はひとつのものでは一流にはなれないから、組み合わせる必要がある」ずっとそう考えてその何かを探し続けてきました。現在普通のOLですが、今後も働きながら音楽を続ける予定です。自分のやりたいことをやれるバランスが、今の状況だと思います。

関連記事:【仕事・勉強・趣味を爆速で回す】複数のスキルを同時習得し続ける方法|マルチポテンシャライト

自分のなりたいイメージから逆引きする

とても面白い知人がいます。彼女は大学卒業後すぐ結婚し、専業主婦になりました。幼いころからクラシックバレエを習うなど優雅で美しいことが大好きだった彼女は、「貴族っぽいことがしたい」という漠然としたイメージがあったそうです(!)。その後、単発で習い事をしまくりました。西洋貴族のイメージからリュートやバイオリン、フェンシングまで体験しまくったそうです。最終的に「これだ!」という趣味に出会い、今では立派なアーティスト兼モデル業をこなし、MCも勤めてマルチに活動しています。彼女には人に教えることができるスキルが4つ以上あるはずです。

彼女の行動はマルチポテンシャライト な私にとっても戸惑うほど突飛でした。だけど、彼女は自分自身も他人のことも絶対に否定せず、とにかく自分の好きなことを追い求めていました。もし今、やりたいことがみつからない人がいたら、とにかく少しでも興味を持ったことにチャレンジしまくって、焦らず、そして楽しみながら自分を見つけて行けば良いと思います。

なんだかまとまりのない内容でしたが、今回はここまで(笑)次回のマルチ・ポテンシャライト に関する記事は、時間管理術などについて触れたいと思います。

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この記事を書いた人

音楽・楽器演奏を愛するWebディレクター、一児の母。経験楽器はバイオリン、ピアノ、フルート、エレキベース、ハープ、DJ(CDJ/PCDJ)などなど。楽器や機材に囲まれて暮らしています。
アマチュアオーケストラやバンドに参加したり、BarやClubでDJしたり。幅広い活動を通じて出会った方々から得た知見をもとに、記事を企画・更新しています。

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