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「何をやっても続かない」は才能? マルチ・ポテンシャライトな生き方

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あなたは「何をやっても続かない」と悩んでいませんか?

また、こんな特徴はないでしょうか?

  • 好奇心旺盛だ
  • 未経験のことへのチャレンジに抵抗を感じない
  • 打ち込んでいたものを、ある時点でスッパリやめることがある
  • 趣味やアクティビティのジャンルが多岐にわたる
  • 複数のことを同時進行することがよくある
  • 自分が熱心に取り組んでいることを人に話すのをためらうことがある
  • 転職回数が多い
  • キャリアやアクティビティに一貫性がない

複数当てはまるなら、「マルチ・ポテンシャライト」かもしれません。

「ひとつのことを続けられない」苦悩

1万時間ひとつのことを続ければその道の一流になれるという「1万時間の法則」や、ひとつのことを忍耐強くやり遂げるGRITが称賛される世の中で、コロコロ興味の対象が変わる人は自信を失いがちですよね。いまや転職は当たり前ですが、大企業での活躍や出世を美徳としたり、キャリアに一貫性を求める風潮はまだまだ残っています。

「我慢強くない人」
「飽き性」
「二流」

そんなレッテルを貼られることもあるし、何より自分自身が「そう思われているかも」と悲観してしまいますよね

私自身、上に挙げた特徴にほぼ当てはまるので、自分のことはあまり人に話しませんでした。それは他人のリアクションが想像できるというか、「自分てダメだな」と落ち込むことが多かったからです。いつしか自分自身を信用できなくなっていました。

マルチ・ポテンシャライトとの出会い

私は劣等感や敗北感から抜け出せない状態にいながらも、ある時から「人にどう思われてもいい」と自分に言い聞かせ、とにかく興味のあることにチャレンジしまくりました。試行錯誤生活するなか、ぼんやりネットサーフィンをしていると「マルチ・ポテンシャライト」という生き方に出会ったのです。

この動画を初めて見たときは、正直「ふーん」くらいにしか思いませんでした。その後、彼女の著書、マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法 をしっかり読んだところ、共感の連続で一気に気持ちが前向きになりました。「私の生き方は、ありなんだ!」初めてそう感じたのです。

 

今回はこの本を読んで感じたことも織り交ぜ、個人の見解を中心に書いてみます。

「天職」の考え方

この本ではまず、天職はひとつではないと言っています。世の中「天職」のイメージに苦しめられている人はとても多いです。また、マルチ・ポテンシャライトは、「仕事」「生産性」「自尊心」で苦労することが多いと書かれていて、まさにそうだと感じました。

「仕事」について

マルチ・ポテンシャライトで、好きなことをライフワークにするには、やはりある程度収入が必要ですよね。自分自身がやりたいことにどの程度お金がかかるか把握するのがベターです。著者は、天職をひとつに定めないマルチ・ポテンシャライトのキャリアは、以下4つのパターンがあると言っています。

  1. グループハグ・アプローチ
  2. スラッシュ・アプローチ
  3. アインシュタイン・アプローチ
  4. フェニックス・アプローチ

私なりの解釈で要約すると、

1. グループハグ・アプローチは、例えば建築家やWEBディレクター、エンジニア、経理担当など、専門分野に就く人が、その経験を生かしキャリアや趣味の幅を広げることです。建築家が街づくりや地域コミュニティの形成に取り組んだり、エンジニアが同業のオンライン・コミュニティを作成するなど、そんなイメージです。

2.スラッシュ・アプローチは、パートタイムジョブなどで複数の仕事を同時進行でこなすことが好きな人です。

3.アインシュタイン・アプローチは一つの安定した仕事を続けながら何か他のことをする人。例えば平日はサラリーマンだけれど、終業後や休日にフットサルの講師やライターとして活動する人などです。

4.フェニックス・アプローチは一定期間(数ヶ月・半年など)一つのことに取り組み、その後全く違うジャンルに飛び込む人です。例えば社会人から音大に入り直して本格的に音楽を学ぶとか、そう言った大胆なキャリアチェンジのことだと思います。

ちなみに私は、2.スラッシュ・アプローチと3.アインシュタインアプローチの中間、といったところです。

「生産性」について

マルチ・ポテンシャライトで複数のことを(なるべく短期間で)やりとげようとするには、自己管理がめちゃくちゃ大事になります。以下のことが大切です。

  • やるべきこと、やらないことを決める
  • 目標を明確にし、ビジュアル化する
  • 他人と比較しない
  • 常識にとらわれない
  • 気分を一定に保つ
  • 「人・情報・時間」の徹底した管理

普段の生活に当てはめて考えると、これらがとても重要になると思った。複数のやりたいことを全てやるには、スケジューリングと自己管理が徹底されていないと達成が難しくなる。

関連記事:【仕事・勉強・趣味を爆速で回す】複数のスキルを同時習得し続ける方法|マルチポテンシャライト

「生産性」と「社交性」の関係

マルチポテンシャライトの一日は、社交性のアリ、ナシによってだいぶ異なります。

例えば、①ヘルスケア分野の学習、②音楽関連の企画、③ライティング、④楽器の練習4つのジャンルを同時進行で取り組んでいるとします。

社交性があるタイプは、
10時〜 ①のために外部MTG
13時〜 ②の予定でランチMTG
16時〜 ③ライティング作業
20時〜   ④楽器の練習

このスケジュールを難なくこなすでしょう。でも、社交的で無いタイプは、人と会った後は充電が必要なので、この予定の場合③ライティングの作業にいつもより時間がかかったり、④楽器の練習を「明日にしよう」と先延ばしする可能性が出てきます。

もしあなたが内向的なタイプのマルチ・ポテンシャライトなら、社交性のある人よりもさらに徹底して人間関係と時間を整理し、人に会う時間を制限するのがおすすめです。そうしないと何も成し遂げられなくなります。

ちなみに私は人と話すのも好きだけれど、自分の取り組んでいることが音楽関係などひとりで作業することが中心なので、あまり積極的に予定は入れません。仕事のランチ中も調べ物をしたいので、ひとりで行くことが多いです。そうやってひとりの時間を確保して気分を一定に保っています。

「自尊心」は達成後に持つものではない

「〇〇ができるようになったら自信を持てる」そう考えているうちはずっと苦しいと思います。人と比較せず、ありのままを受け入れましょう。収入も大切だけれど、物事への情熱のほうがマルチ・ポテンシャライトには重要です。

「情熱」との付き合いかた

ある勉強会で主催者に言われ、はっとしたことがあります。

「それは自分が情熱を持てることなの?そうじゃないと続かないと思うよ。」

続かない、久々にずーんときました。「やはりそう思われてるよな。」気にしないようにしていても、ハッキリ言われるとなかなか気になるものです(笑)その当時の私は、おそらくマネタイズ願望と情熱を勘違いしていたし、何も見つからない状況にかなり焦っていました。勉強会の主催者もそんなウロウロする私の気持ちを見抜いたのでしょう。

マルチ・ポテンシャライトは、情熱を傾ける対象が無い期間は大変苦痛です。でも時には、何も興味が持てなくなる可能性もあります。そんなときは焦らず一定期間ゆったり過ごしたり、もしくはどんどん新しいことを探し続けるのが良いです。マルチポテンシャライトなあなたは、すぐに何かを見つけるはずですよ。

すべての経験は掛け算となる

全く関係無いと思えたことがのちに繋がり、相乗効果をもたらすことも多いにあります。趣味のプログラミングが人の役にたち仕事として依頼がきたり、その知識が音楽的知識と結びついて作曲のスキルとなったり。マルチ・ポテンシャライトは常識にとらわれない人が多いので、そう言ったジャンルを融合させる楽しさに溢れていますよ。

マルチ・ポテンシャライト=好奇心の人! とにかく行動しよう

たくさんのことに興味があるなら、時間配分などを工夫して、なるべくすべてを思い切り楽しんでみましょう!自分はマルチポテンシャライトかな?と思うかた、ぜひ本を読んでみてください。

きっと素敵な人生計画を描けるはず!

マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法 

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この記事を書いた人

音楽・楽器演奏を愛するWebディレクター、一児の母。経験楽器はバイオリン、ピアノ、フルート、エレキベース、ハープ、DJ(CDJ/PCDJ)などなど。楽器や機材に囲まれて暮らしています。
アマチュアオーケストラやバンドに参加したり、BarやClubでDJしたり。幅広い活動を通じて出会った方々から得た知見をもとに、記事を企画・更新しています。

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