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「アリー/スター誕生」をドルビー・アトモスで鑑賞!迷いを抱えた全ての人へ

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2018年映画界最大のヒット、ボヘミアン・ラプソディーに続き、熱いミュージック・ムービーが公開!早速DOLBY ATMOS(ドルビー・アトモス)上映で鑑賞してきた。レディ・ガガの歌唱はもちろん、全体的にライブシーンがとても素晴らしく、心に残る作品となった。

「アリー/スター誕生」はドルビーアトモスがおすすめ!

IMAXvsDOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)」映画ボヘミアン・ラプソディの感動が倍増するのはこちら!にも触れたが、私は映画を観る前にIMDBTechnical Specをチェックし、ドルビーアトモスでサウンドミックスをされた映画は、なるべく対応映画館を選んでいる。

アリー/スター誕生 (英題:A star is born)」のTech Spec

もちろんIMAXシアターも良音なのだが、重低音のバランスや立体感で個人的にドルビーアトモスを好んでいる。ちなみにTOHOシネマズ六本木ヒルズ screen7のドルビー・アトモスがお気に入りだ。

「じゃあIMAXシアターにはいつ行くの??」と思われそうだが、IMAXカメラで収められた映画や、音よりもビジュアル面に重きを置いている作品だと感じた場合はIMAXシアターを選んでいる。関西に用事がある時は大阪エキスポシティにある 109CINEMASIMAX®レーザー/GTテクノロジー」に足を運ぶ。ここは行く価値あり!(IMAXに関してはまた別途投稿しようと思う。)

【※注意※ 以下は作品紹介・感想が含まれます。極力内容には触れていませんが、一切のネタバレを避けたいかたはお避けください!】

80年前に初公開された同名映画のリメイク作品

「アリー/スター誕生」は同名映画のリメイクだ。すでに数回リメイクされており、人気の高さがうかがえる。スターミュージシャンであるジャックと、自分の才能に自信が持てずに場末のバーで歌うアリーが出逢うストーリーだ。「よくあるサクセス・ストーリーでしょ?」と思ってしまうが、どこか違う。その理由は細かな人物描写と物語の質だけでなく、アリー役をつとめたレディ・ガガの人柄や演技力にあるのかもしれない。

“アリー” と重なる、もがき続けた長い下積み時代

ガガはIT企業の社長令嬢で、パリス・ヒルトンも通ったセレブ校の出身だ。しかし校風に馴染めず、酷いいじめにあってしまう。ニューヨーク大学に進学し音楽を学ぶも、またも人間関係でつまづき退学。その後ストリップクラブでダンサーとして働きながら、トップアーティストを夢見てバーでパフォーマンスを続けたたことは有名だ。2008年、デビューアルバム The fame の爆発的ヒット以前は、ブリトニー・スピアーズなどに楽曲提供をするコンポーザーであった。どんな困難に直面しても絶対諦めず、コンプレックスや自身の夢に向き合う姿勢が現在の成功につながったのだろう。

ブラッドリー・クーパー演じるジャックの”依存症”からみる世界

アリーを成功へと導くジャックはアルコール依存症を抱えている。誰でも心の隙間や苦しみを埋めるために何かに依存して忘れたいものだ。立場は違えど何かに逃れたい気持ちを体験したことがある人は共感を覚えるだろう。目的達成のために壁を突破すべき時もある。でも同時に、戦いから逃れたりゆっくり自身と対話する時期も必要だ。未来は読めないからこそ、その選択は難しい。

繊細で夢見がちな人は、立ち止まることや回り道も多い。「自分には無理だ」と無用な遠慮で席をあけてしまうのか、その席をなんとしても取りに行くのか。現時点での些細な気持ちの違いが、やがて大きく異なる結果を生むのだろう。そしてひたむきな人に、道を示してくれる人は必ず現れるのだと思う。

鑑賞前は「アメリカン・ドリームがメインの映画なんだろう」と予想していたが、いつの間にかストーリーに入り込み、最後は涙で溢れた。

音楽好きの心に残るセリフ【ネタバレ注意!】

登場人物の1人が、「音楽は12オクターブの繰り返しだ。アーティストとはその見方にある。彼は君の12オクターブの見方に惚れたんだよ」というような発言をするのだが、なかなか刺さる言葉だった。(私の記憶違いでなければ、 ”12オクターブ”という表現だったのだが、おそらく1オクターブが「ド」「ド♯」「レ」「レ♯」「ミ」「ファ」「ファ♯」「ソ」「ソ♯」「ラ」「ラ♯」「シ」の12音であるという12平均律のことを指していると思う。)

今年読んだ本に「音楽はプログラミングだ」と書かれた文を見つけたこともあり、たしかにアーティストが発する12音の組み合わせに惚れてファンが惹きつけられる、不思議な現象だなとふと思った。

この映画は、世間一般イメージされる成功だけが成功ではない、そう思える作品でもある。鑑賞後はきっと、自分自身や周りで支えてくれる人をもっと大切にしたくなるのではないだろうか。特にロックやパワフルなボーカルのライブ鑑賞が好きなかたにおすすめだ。この作品を通して、改めてガガのライブを生で観てみたくなった。

「アリー/スター誕生」のアトモス対応シアターはこちらから!

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この記事を書いた人

音楽・楽器演奏を愛するWebディレクター、一児の母。経験楽器はバイオリン、ピアノ、フルート、エレキベース、ハープ、DJ(CDJ/PCDJ)などなど。楽器や機材に囲まれて暮らしています。
アマチュアオーケストラやバンドに参加したり、BarやClubでDJしたり。幅広い活動を通じて出会った方々から得た知見をもとに、記事を企画・更新しています。

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