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最高のオフライン体験!ドルビーアトモスで生まれ変わる「カラヤン・シネマ・クラシックス」

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カラヤンはオーストリア出身の伝説の指揮者だ。クラシック愛好家でなくても、一度はその名を聞いたことがあるかもしれない。

※カラヤンに関する解説は ”Phile WEB” のこちらの記事が大変素晴らしく、参考になった。
ドルビーアトモスで聴くカラヤンは、こんなにも熱い。映画館での“生きているクラシック”を先行体験レポート

彼の公演はダイナミックで華やか。クラシック楽曲を独自の視点でデザインし観客を魅了してきた。80年代に撮影された彼の公演をドルビーアトモス技術で音響を蘇らせる、「カラヤン・シネマ・クラシックス」が昨年よりついに日本上陸!

 

第二弾「新年」が1月4日~6日に限定公開されており、早速足を運んだ。

(残念ながら昨年11月の第一弾「伝説」は見逃してしまい、第二弾が初鑑賞!)

80年代の映像 × 最新テクノロジー

ここ数年、映画・ドラマで80年代を連想させるものがヒットしている。映画では”ブレードランナー2049(※82年公開映画の続編)” や “ボヘミアン・ラプソディ”、Netflixでは”ストレンジャーシングス”や”マニアック”などだ。ファッションやセットのデザインなどは80年代を彷彿させるけれど、映像・音楽は最新テクノロジー起用の作品が多数ある。

一方この ”カラヤン・シネマ・クラシックス” は80年代に撮影されたため、やはり映像は荒い。カメラワークもシンプルで、カラヤンや奏者のどアップなシーンが多く、なんだか懐かしい雰囲気だ。映像はほとんど当時のままだが、ドルビーアトモスでサウンドミックスされたことで新しく生まれ変わったと言える。80年代だけれど最新”という最近の流行に近い作品だ。ラストの”展覧会の絵”で楽器の銅鑼(ドラ)がフォーカスされるシーンでは、ブレードランナーがふと頭をよぎった。

ドルビーアトモスで聴くクラシックは、生のコンサートとは別物

カラヤンシネマクラシックスを観て、ドルビーアトモス音響は生のコンサートを超える部分が多くあると感じた。クラシックコンサートは観客席の位置で聞こえ方が異なる。大きいホールだと、1階席前方は個々の楽器がよく鳴り、2階席前方は全体がバランスよく聞こえるなんて場合も多いにある。ホールの規模や演奏形態(ピアノソロ、四重奏、オーケストラ など)によっても聞こえ方は千差万別。生のクラシックコンサートは、様々な感性の観客ひとりひとりの満足感を得るのが難しいジャンルなのかもしれない。

ドルビーアトモスは、その客席による音のばらつきを解消しているのが素晴らしい。私はヴァイオリンが好きなので、映画館でスクリーン向かって左寄り前方を選んでみたのだが、良い意味で特に席は関係なかった。

ドルビーアトモスは観客席というよりステージ上の奏者近くにいる感覚

私はヴァイオリンでアマチュアオーケストラに参加していた時期がある。この映画は、当時ステージ上でいち奏者として感じた肌感覚に近い。譜めくりの音、楽器の響き方などに臨場感がある。各楽器の音は、奏者が隣で演奏しているのを聞く感覚に近い。ステージ上でも離れた位置の楽器は聞こえにくかったりするので、アトモス音響はステージ以上と言える。

チェロやコントラバスなど低音部は全体に音が馴染んでしまいがちだが、一音一音丁寧に聞こえる。モルダウの低音部が激しく動く部分が譜面がイメージできるのではと思うくらい鮮明に聞こえ、とても感動した。この映画を観るまで、低音部にフォーカスできていなかった。「全楽器が曲の主役になるべきところで主役になる」のが素晴らしい。

モルダウ「我が祖国」カラヤン指揮

”最高のオフライン体験” とは?

ロックのLiveやクラブイベントは、公演中ムービー撮影してSNSにポストするファンが増えている。以前は写真含む撮影が禁止の公演が多かったが、最近はそうでもないように感じる。映画やクラシックコンサートは、依然スマホをオフにするのがマナー。常にスマホを手放せない現代人にとって、オフにする良い機会に感じた。最新の音響で約1時間半、スマホの電源を落として、頭を空っぽにしながら素晴らしい演奏に向き合うのは、最高のマインドフルネスだと思う。

本作を逃した方も1月末以降の続編にぜひ足を運んでいただきたい。

公開シアターなど詳細はカラヤンシネマクラシックスジャパンTwitterをチェック↓

<第二弾以降スケジュール>

第二弾『新年』(2019/1/4(金)~1/6(日)公開)

曲目:ジルベスター・コンサート1983年(1983年収録 ベルリン)

ロッシーニ 『ウィリアム・テル』序曲

スメタナ 交響詩『モルダウ』

シベリウス 悲しきワルツ

ヨゼフ・シュトラウス ワルツ『うわごと』

J.シュトラウスII世 『ジプシー男爵』序曲

ムソルグスキー/ラヴェル編曲 組曲『展覧会の絵』(1986年収録 ベルリン)

演奏時間:約90分

 

第三弾『荘厳なミサ』(2019/1/25(金)~1/27(日)公開)

曲目:ベートーヴェン ミサ・ソレムニス  (1985年収録 ベルリン)

演奏時間)約85分

 

第四弾『感情の波』(2019/2/22(金)~2/24(日)公開)

曲目:ブルックナー 交響曲第9番  (1983年収録 ベルリン)

ドビュッシー 交響詩「海」「牧神の午後への前奏曲」  (1985年収録 ベルリン)

ラヴェル  『ダフニスとクロエ』第2組曲  (1985年収録 ベルリン)

演奏時間:約116分

第五弾『人生の旋律』 (2019/4/5(金)~4/7(日)公開)

曲目:ブラームス 交響曲第2番  (1986年収録 ベルリン)

曲目)チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴  (1984年収録 ウィーン)

演奏時間:約92分

 

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この記事を書いた人

音楽・楽器演奏を愛するWebディレクター、一児の母。経験楽器はバイオリン、ピアノ、フルート、エレキベース、ハープ、DJ(CDJ/PCDJ)などなど。楽器や機材に囲まれて暮らしています。
アマチュアオーケストラやバンドに参加したり、BarやClubでDJしたり。幅広い活動を通じて出会った方々から得た知見をもとに、記事を企画・更新しています。

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