(写真:Marc Rebillet Official HPより)
単独行動が好きな私は、1人飲み、1人ランチなどが日常。けれど音楽活動は数人で演奏するのが楽しく感じることもあるので、ホンモノの「ひとり好き」とは言えないかも。
この世で最強の「ひとり好き」は、 ”ルーパー(同時多重録音)”のミュージシャンではないだろうか。リズムマシン、シンセサイザーなどを駆使し録音を重ねて重ねて曲を作り上げる、ライブ・ルーピング・アーティストだ。
そんなルーパーで、いま最もおすすめしたいのがMarc Rebillet(マーク・ラヴィエ)だ。SNSで彼を見つけてからどハマりしている。その中毒性は高く、ファン層を世界で拡大中である。
70年代の映画で主人公を笑いながら追いかけてきそうな危うい雰囲気w
この “SUMMERTIME” で彼を初めて知ったのだけど、「さあどうぞこちらへ、ドリンクを持って、プールに入ってください」と紳士的な態度からスタートしたのに、「お前ら、いいからプールに入れ!!(怒)」と江頭2:50ばりにキレだす狂気っぷりに爆笑してしまった。おしゃれなビートにのせる歌詞がとんでもなくテキトーなのがたまらない。
最近、電子音楽好きの友人と「ブレイクのタイミングってかなりセンスが出るし、そこが好きじゃないとアーティスト自体を好きになるの難しいよね」と会話したばかりだったが、彼のセンスは抜群だと思う。
ラウンジ系でめちゃくちゃかっこいい。ライブパフーマンスのルーパーで、複数人のセッション風に仕上がる技術は高度すぎる。
こちらもラウンジ系。途中複数人の声を入れ始めるところはちょっと笑ってしまった(ごめんねマーク)。
マークのインタビュー&ライブ映像
ラジオ番組のインタビューで、司会者が彼の名前を発音できず困っている。”レヴィレ”と読むのかと思っていたが、どうやら”ラヴィエ”が近いようだ。
彼がYouTubeにアップするパフォーマンスは、彼のくせ強めなキャラクターや激しい歌詞が際立ってしまうが、この番組内でみせたライブはいつにも増してクール!
動画9分過ぎから視聴できる。キーボードひとつでこんなにグルービーなベース音が出せるとは知らなかった。彼はHipHopのビートとラップが得意なようで、司会者とゲストミュージシャンも大喜び。
バーでのパフォーマンス。お客さんも最初は戸惑っているようだが、最後は大盛り上がり!(相変わらず歌詞はひどいけど!)。
動画2分くらいにいきなり現れる蚊の声にはほんと笑った。
蚊「俺、腹減ってるからお前の腕をくれよ」
蚊「お前簡単だと思ってんだろ?俺に飛び回らせてお前をいらつかせながら首まで行けって言うのか?」
もう、変態ですw
いつか日本でもライブが見れたら嬉しい!