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【レビュー】Netflix『デイブレイク』の音楽センスがヤバい!

(極力ネタバレを避けていますが、やや内容に触れています)

私はコメディ(特にU.S産)が大好物。会社から帰宅後すぐにNetflixにアクセス!笑いでストレスを水に流すことをルーティンにしています。「デキル人の時間の使い方」的ライフハックとは正反対かもしれませんが、コメディこそパワーの源だと思っています。

 

そんな私が2019年・秋にハマって週末2日でコンプリートした作品が、青春ディストピア・コメディ Netflix『デイブレイク〜世界が終わったその先で〜』です。

舞台はカリフォルニア州グレンデール。高校生のジョシュは、カナダ・トロントからL.Aに引っ越してきた冴えない転校生。ある日、生物兵器の暴発により、大人(18歳以上)は溶けるか「グーリー」というゾンビっぽい何かに変化してしまい、残された子供たちだけがサバイブする世界に。

 

好き嫌いはっきり分かれる作品

デイブレイクのIMDBのレートは6点台でまあまあといったところ。それもそのはず、観る人によっては1話でさっさと離脱する可能性が高い作品なのです。

なかなか過激な描写や不快なシーンもあるので全肯定しずらい。「リック&モーティー」「ブルックリン・ナイン・ナイン」「トゥカ&バーディ」「魔法が溶けて」「ボージャック・ホースマン」、映画なら「宇宙人ポール」あたりのブラックジョークやオタクジョークが好きな人には自信を持ってオススメできます。

逆にこのあたりの作品が好きじゃない人や、「ディストピアでなんでオシャレできんねん!」など細かいところが気になっちゃうかたもすぐ離脱する作品だと思います。

 

崩壊するスクールカーストと中二病的ストーリー

USのハイスクール・カーストといえば、アメフト部キャプテンを頂点にしたヒエラルキー。デイブレイクも例のごとくアメフト部&運動部を頂点にした階層が構成され、崩壊した世界でも根強く残っています。

そんな中、無所属で冴えないはずジョシュのサバイバル能力がやけに高く、これが後の形勢に大きく影響。主人公のジョシュはこれといった特徴もないため「ただのジョシュ」と呼ばれているのに、学校で一番人気の美女と良い雰囲気に。もうこの設定が厨二病すぎますよね(笑)私も学生時代これといった特徴もなく、群れるのも嫌いな女子だったので、ジョシュ推しです。

ただこの作品で納得いかなかったのは、運動部としてなかなか認めてもらえないゴルフ部の扱いです。これが酷すぎて、個人的に不快でした。(いまゴルフ部に所属するティーンには、周りから何を言われても続けて!とエールを送りたいです。大人になったらゴルフでハイスコアをゲットすることはヒーローですし、とても楽しい趣味になりますよ♪)

 

音楽ネタと選曲センスが神すぎる

デイブレイクの最大の魅力は音楽です。「ここでその曲使うか!」という選曲センスが最高なのです。80年代〜90年代の名曲をいきなりぶち込んできます。(いったいこのドラマ、どの年齢層をターゲットにしたのでしょう(笑)ティーンなんてほとんど知らん曲です。)

そんな、作品をさらに盛り上げてくれた名曲たちを紹介します。

カリフォルニアだからって

2Pac/ California Love

伝説のラッパー・2pacの代表曲 California Love からドラマは始まります。カリフォルニアだからってこの曲を使うあたり(笑)この曲の直後、校長先生が朝の校内アナウンスで、

Remember, every day is a chance to be great. As Jay-Z says, “Don’t go with the flow. Be the flow.”
(毎日が偉大になるチャンスです「流れに乗るな、流れを起こせ」)

ちなみに ”Don’t go with the flow, Be the flow” は、Jay-Zが”TIDAL”のイベントでフリースタイルを披露した際に放った名言から抜粋していると思います。この絶妙なセンス、「このドラマ好きだわ!」ってことで見進めたのでした。

 

やたら流れるスマパンの名曲 “Today”

Smashing Pumpkins/Today

Smashing Pumpkins の名曲 “Today” は作品内でカバーされたりイントロ部分が何度か使用されるなど、全編通してちらほら聴けます。そういえば歌詞もディストピアにあってるし、テーマソング的存在なのかもしれない。MVとデイブレイクの世界観もちょっと似てる?

(歌詞一部抜粋&抄訳)

Today is the greatest day
(今日は最悪の一日)
I’ve ever known
(僕の知っているかぎり)
Can’t wait for tomorrow
(明日なんて待てないよ)
I might not have that long
(僕はそんなに長くはもたないかも、)
I’ll tear my heart out
(胸が張り裂けるかもしれないよ、)
Before I get out
(僕がここを去る前に)

※Todayの歌詞には諸説あるけど、おそらくGreatestを最悪(だけど考えようによっては最高!)みたいな皮肉を込めた感じで使ってるはず。

 

ゲイリーのカバーが思わぬ名シーンに

Air Supply/Making Love Out Of Nothing At All

ゴルフ部のゲイリーがピアノを弾き語って熱唱してカバーする曲。超良曲であることを再確認。

 

日本語の”I want it that way”が沁みる

なんといってもオススメしたい曲が、Back Street Boysの”I want it that way”を日本人がカバーしたもの!

エピソード5は総「夜明け」ロゴのトップスを愛用している自称 サムライ・ウェスが主役。ちょくちょく怪しい日本語が出てくるのが面白い。

この”I want it that way”は歌手の大久保理さんがカバーしているけれど、まだリリースはされていないようです。リリースして欲しいなぁ。好きな人は多いと思います。”I want it that way” を「ふたつの世界」って日本語にしたのが上手い。

 

BGM使用曲では他にもWolf motherだったりバンドが多いので、ロック好きは音楽だけでも楽しめると思います。

キャラクター設定がしっかりしている

デイブレイクは全世界配信を意識してか様々な人種やバックグラウンドを持つキャラクターが登場しますが、設定がなかなかしっかりしているのであまり嫌味がありません。日本人が出演していないのはちょっと寂しいなーなんて思っていたら、エピソード5は丸ごと日本文化だったし(それ日本文化じゃないよなーってとこにもちゃんとツッコミが入ります笑)。

 

主役陣3人、ジョシュ役のColin Ford、夜明けロンTのウェス役Austin Crute、アンジェリカ役のAlyvia Alyn Lindの演技力も素晴らしい!特にAlyviaがかわいすぎる!

ColinとAustinは映画やドラマなどでのキャリアも長く、Ausitinはnetflixの人気ドラマ「アトランタ」でジャスティン・ビーバー役で出演してたりするので、気がつく人もいるかも!

 

Colin Fordのインスタ。冴えない役柄のはずが、そのイケメンぷりは隠しきれません(笑)

 

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Send this to someone you want to make uncomfortable on this fine Saturday morning 😳 What is your favorite Principal Burr scene?!

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サイコパスな校長のセリフがウケる

私はサイコパスすぎる校長のセリフが好きでした。実生活でこんな人いたら最悪なのですが、そこは一旦置いておいて。

学年で人気ナンバー 1 の女子に関しては ”Sam would have grown up to be a Life Coach who sent Linkedin requests twice a week”「あいつは将来ライフコーチになってリンクトインに週2回はリクエストしてくるぞ!」ってとこ、ほんと痺れた。見進めていくと校長の発言は遠からずだったりします。

 

Language Learning with Netflixを使おう

デイブレイクはぜひChromeの拡張機能のLanguage Learning with Netflix   で観て欲しいです。英語のセリフがめちゃくちゃ面白いんです!

Language Learning with Netflixをインストールしたら、Chrome上でネットフリックスを開いて、Netflix側の音声と字幕を英語に、Language Learning with Netflixの設定を翻訳言語を日本語、専門家による翻訳を表示するにチェックを入れると、英字幕と日本語字幕が同時に表示できるのでおすすめです。

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音楽・キャラクター設定・コメディセンス全てが楽しめる作品。週末にぜひ一気見してみてください!