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PLAYING MUSIC

年齢関係なし!大人にオススメな楽器5選 & 習得のコツ

「もう35歳だしなぁ、、。」
「60歳超えたし新しいことを始める勇気がない、、。」
「仕事や子育てが忙しいから、、、。」

 

楽器を始めたくても、年齢や忙しさを理由に諦める人は多い。あなたの周りに「今から楽器を始めるの!?」と、ややネガティブな反応をする人はいないだろうか?
私の周りにも何人かいたが、ありがたいことに年齢関係なく新しいことに挑戦する人のほうが多かった。
そんなチャレンジしている人たちの話をシェアすると、心動かされ「〇〇を習い始めたよ!すごく楽しい!」と嬉しい近況報告をくれる友人も増えた。

「音楽をやりたいけれど迷っている人の背中を押せるかも!」と思いたち、こちらの記事を書くことにした。

楽器に年齢は関係ない

私は幼少期から何個か楽器を習っており、中には大人から始めたものもある。バンドやアマチュア・オーケストラに参加した時期があり、今までに出会った幅広い年齢の人たちや自分の経験から、大人が始めるのにオススメな楽器を5つ選び、オススメ順に並べてみようと思う。

 

楽器習得に重要なポイント

大人が未経験の楽器にチャレンジするのに重要なポイントは2つある。

1)レッスンに通う
なにかと忙しい大人とって、レッスンに通うのが最も効率的。モチベーション維持にもつながる。私の周りは、月1〜2回のレッスンに通う人が多かった。むかし習ったことがある楽器を再開するなど、独学の自信があればもちろん独学でOK!

2)自分の楽器を所有する(所有できない場合も練習時間をキープ)
これは自宅やスタジオなどで練習しやすい環境を整えることが目的。もちろんいきなり購入するのではなく、何度かレッスンに行って、続ける意欲を自分自身確認してからでOK!楽器は体で覚える部分も多く、できるだけ触れる機会を増やしたい。

忙しい大人が無理なく練習するのは、1日1時間 × 週2日~3日と考えて、この練習時間をキープするには、やはり自分の楽器を所有するか、家からアクセスの良いスタジオ等でレンタルするかになるはずだ。
練習時間はもっと多い方が良いが、最初からハードルをあげると疲れるし、モチベーション維持にもまずはこのくらいを目指したい。

※注意※
ご自身のお住まいが楽器可の物件なのか、また、どこまで音を出してOKなのか、何時まで演奏して良いのか等、物件の条件によって練習環境は様々だと思います。トラブルをさけるためにも、楽器購入前にご自身でご確認を!

 

5つの楽器を選んだ理由

・レッスンに通う
・自分の楽器を所有する(所有できない場合も練習時間をキープ)
この2点のポイントをふまえ、難易度、価格、手軽度(持ち運び、練習の機会の得やすさ)、汎用性(アンサンブル、バンド、ソロなど演奏形態、楽曲ジャンル)を総合的にみてオススメな楽器を選んだ。



大人にオススメの楽器ランキング

1位 ピアノ

難易度:★★★☆☆
価格 :★★★☆☆
手軽度:★★★★★
汎用性:★★★★★

大人が始める楽器で最もオススメなのはピアノだ。以前通っていた音楽教室の発表会で、60代後半の女性が素晴らしいピアノ演奏を披露していた。「子供の頃から続けているんですか?」と聞いたところ、「30代半ばから始めたのよ」と教えてくれた。彼女は仕事が忙しく(たしか看護師)、なかなか始められなかったそうだ。
30代半ばからスタートしても、60代では演奏歴30年!彼女との出会いでこの気づきが得られ、大変感謝した。
ピアノは鍵盤を押せば音が出るのでヴァイオリンなどフレットレスの弦楽器より難易度は下がる。シンプルな曲であればすぐ弾けるようになるだろう。

 

本格的なピアノを購入すると高額だが、ピアノの鍵盤の感触に近いピアノタッチのキーボードもある。KORG (コルグ) デジタルピアノ D1 のように、グランドピアノの音を再現したキーボードも!こちらはスピーカーレスなのでヘッドフォンや外部スピーカーから音を出力するタイプ。ヘッドフォンの練習は近所迷惑になりにくいのが利点!

「ピアノ練習スタジオ」などピアノ練習用のスタジオも各所にあり、自分の楽器がなくても練習環境を整えやすいのが嬉しい。レッスン教室が個人練習用にピアノ付きのスタジオを時間貸ししてくれる場合もあるので、体験レッスンで教室の設備を質問するのがおすすめだ。

 

ピアノ(キーボード)が弾けると、クラシック、ロック、ジャズ、テクノなど全ジャンルが楽しめる。また、音階を学べるので、他の楽器を始めようと思った時にもピアノの経験は大変役立つ(ハープの楽譜はピアノと同じだったりする)。バンドのキーボード需要も高く、様々な楽器とコラボレーションもできる。ソロで弾いても華やかだし汎用性がとても高い!

QUEENやBON JOVI、MUSE、X JAPANなど印象的なピアノのメロディが入る有名バンドもたくさんいるし、サカナクションのようにシンセサイザーが斬新なバンドもいる。自分の好みによって弾きたい曲を選びやすいのも、ピアノの利点だ。ヒップホップのピアニストも!最近は個性的なピアニストも増えている。

ストリートピアノが弾けたらめちゃくちゃかっこいい!

 

2位 バンド系(エレキギター、エレキベース、ドラム)

難易度:★★☆☆☆
価格 :★★☆☆☆
手軽度:★★★★★
汎用性:★★★★☆

”バンド系”の楽器は個人の好みによるので、ひとまとめにした。好きなバンドの曲で、自分がどの楽器の音を一番聴いているかで選ぶと良いと思う。私はベース音が大好きだったのでベースを選び、数年間バンドで弾いていた。

バンド系の楽器がオススメな理由は、「五線譜が読めなくてもOK」ということが大きい。特にギター・ベースはタブ譜、コードが理解できれば大丈夫。コード3つで構成されたシンプルな楽曲も多く、すぐに弾けるようになる。3コードの曲ならレッスンに通う必要もないかもしれないが、ロックやジャズのギターソロ、ベースを指弾きしたいなど目標があるなら、やはり最初からレッスンへ通うことをおすすめする。ドラムに関しては、叩きたい曲がどんなに簡単な楽曲だとしても、レッスンは必須だと思う。

価格もピンキリで、エレキギター&ベースは楽器本体、アンプ、シールド、チューナー、ピックさえあればOKなので、費用を抑えたいなら中古を探せば5万円程度で開始できる!

ドラムは自宅での練習が難しく、プロでも自宅にドラムセットを持たずにスタジオを利用するアーティストもいる。楽器を購入して自宅で練習できるのは、エレキギター・エレキベースだと思う。エレキだとヘッドフォンから音を出力して練習できるのも嬉しい。

バンド経験者は多いので、社会人になって楽器を始めても「楽器やってるんですか?一緒にスタジオ入りましょう!」と盛り上がることもよくあるので、汎用性もバッチリ!
なぜ難易度が高いピアノの方がおすすめかというと、五線譜や音階を理解することが作曲やアレンジに役立つことが多いと感じたためだ。

Foo fighters “Monkey Wrench” はベーシストにおすすめ。比較的シンプルなので、時間をかけずに弾けるようになるし楽しいと思う。日本のCMで使用されたこともある曲だ。

3位 ハープ(アイリッシュハープ)

難易度:★★★☆☆
価格 :★★★★☆
手軽度:★★☆☆☆
汎用性:★★★★☆

ハープは実はとてもオススメな楽器。弾ける人がまだ珍しく、なんだか高貴なイメージもある(笑)

オーケストラやウェディングセレモニーでよく見かけるグランドハープ(180cmくらいある!)だと、大型の車で運搬が必要になるしあまりオススメではない。しかし、それより1サイズ下の「アイリッシュハープ(レバーハープとも呼ぶ )」は、34弦タイプでも150cm程度で重さも軽く、電車で持ち運ぶ人もいる。価格もグランドハープは平均100万円を超えるが、アイリッシュハープ だと約25万~35万円で新品を入手可能だ。

「それでも価格が高いじゃん!!!」と思われそうだけれど、難易度と汎用性を考えると自信を持ってオススメできる。アイリッシュハープ を70歳代後半で始めた人もいると聞いたことがある。弦を弾けば音が出るので、習得しやすいのだ。

 

”グリッサンド”という全ての弦をなぞるように弾く奏法はとてもゴージャスな音色が出る。弦の本数が多い分、ソロで弾いても多様な演出が可能な楽器だ!

ハープ の音色には癒し効果があるとも言われていて、音楽療法でも使用されることがある。
上達したらボランティア演奏にも適している。

 

この多少小型なアイリッシュハープであっても、やはり持ち運びは大変で練習場所も選ぶので、決して手軽とは言えない。弦が切れることもあり、慣れないうちはメンテナンスも時間がかかる。
しかし、バイオリンやチェロよりも習得しやすい点で3位とした。

アイリッシュハープ の楽譜はピアノと同じくト音記号、ヘ音記号で構成されており、それぞれが右手、左手になる。ピアノ経験者は上達がとても早い楽器だ!

 

タンゴを弾くアーティストも!彼も曲中に軽くグリッサンドを入れている。(彼のハープはもしかしたらレバータイプの38弦かも。)

4位 チェロ

難易度:★★★★☆
価格 :★★★★☆
手軽度:★★☆☆☆
汎用性:★★★☆☆

チェロとバイオリンはフレットレスで弓使いの技術も必要となり、難易度がぐんと上がる。だが、私の周りには30代以上でチェロを始めた人が何人かいて、皆スキルアップできているのでオススメしたい。
なかには60歳を超えてチェロを始めた人もいるのだが、弾けるようになっていた。彼女は元々ピアノは弾いたことがあったので楽譜は読めたのだが、弦楽器は全くの未経験だった。それでも2年ほどの猛練習のすえ、アンサンブルに参加するまでに成長していた。

 

チェロは大型で持ち運びが手軽とは言えない。価格も30万円はみた方が良い。しかしバイオリンよりは習得しやすいと感じるので4位に。

アンサンブル、カルテット、オーケストラ、バンドに参加するなど、音楽仲間との出会いも多い楽器だ。しかし、ピアノ、ハープ と違って、ソロ演奏披露となるとなかなかハードルが高いので、汎用性は★3つ。最近はクリーン・バンディット や2 CELLOSなどチェロがメインメンバーのアーティストも増えてきているので、アレンジの可能性も広がりを見せている。

 

アヴェマリアはシンプルなので最初の目標にいいかも(ポジション移動は大変だけど)。

5位 バイオリン

難易度:★★★★★
価格 :★★★★☆
手軽度:★★★☆☆
汎用性:★★★★☆

チェロと同じくバイオリンはフレットレスで弓使いの習得も必要なので、難易度が上がる。私の知人で30代からバイオリンを始め、数年後にアマチュアオーケストラに入団して楽しんでいる方がいる。知人のバイオリン講師の生徒さんには、40代からバイオリンを始めて一気にハマり、仕事を続けながら音大に入学したかたがいるそうだ。バイオリンは大人から始めるの無理と思われがちだが、実はそんなことはない!ただ、チェロよりもフィンガリングがさらに細かく難易度も高いし、練習はストレスフルだと思う。

 

価格はチェロと同様、30万円程度はみた方が良いので高額だが、持ち運びが比較的楽なのが利点だ。家以外だとカラオケボックスやレンタルスタジオに持っていき練習可能。私も楽器不可の物件に住んでいた時期は家で練習出来なかったので、よくレンタルスタジオを利用していた。都内でも、個人練は1時間600円程度でスタジオレンタルできるところは多い。

 

アンサンブル、バンド、オーケストラで弾くことができるが、チェロ同様、ソロ演奏披露にはハードルが高いと感じる。最近はエレクトロなどのジャンルでもヴァイオリニストが多く見られ、アレンジの幅もさらに広がりを見せている。ジャズ、ロックなど、ジャンルの幅が広く、汎用性はチェロよりも高いので★4つ。

 

こちらの動画は大人がヴァイオリンを始めてから2年間の成長を撮影したもの。素晴らしい!

番外編:DJ

ダンスミュージックが好きな方はDJやDTMもオススメ!30代でスクールで習い始めた人もいるし、独学しつつたまにバーでDJをしている人もいる。皆楽しそうだ!

 

楽器上達の3つのマインド

・批評家の話は聞かない
・具体的な目標をアップデートし続ける
・とにかく楽しむ!

大人になってからの楽器習得にはこの3つのマインドが大切だと思う。集団で練習していると、「あの人は下手だ」とか「あのヴァイオリニストはここを間違えた」と言った批評をする人や、「なかなか上手くならない」などネガティブ発言が多い人が結構いる。私はそう言った批評やネガティブ話を聞くと、なんとなく私自身を批判されているような切ない気持ちになった。そう感じてしまう人は多いと思う。

しかし、そういう批評家気質な友人や世間の声にいちいち敏感になっていたら、新しいことは始められない!「リズムや音程がずれてるからこうしたほうがいいよ」などアドバイスは有難く聞いて練習し、モチベーション維持のためにも愚痴やネガティブ話は聞き流してOKだと思う。できなかったことは「なぜできなかったか」を少し考え次の練習に生かし、できるようになったことにフォーカスして自分を褒めましょう。

 

徐々に弾けるようになってきたら「今年はアンサンブルに参加しよう!」「バンドであの曲が弾きたい」など、より具体的な目標をアップデートしましょう。どんなことがしたいのかSNSで発信してみてるのも良いかも。「それ私もやりたい!」と手を挙げてくれる友人がいるかもしれません。

 

音楽は楽しむことが一番。恥ずかしがらずに積極的に色々チャレンジしてみましょう!

 

誰だって最初は初心者、そして、今日が人生で一番若い日なんです。

気になる楽器があればお近くの教室を探して、まずは体験レッスンを予約してみましょう!一生ものの趣味は、大人になってからでも手に入ります。