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DJ /ARTIST

エモなプレイで大人気のDJ Kolsch (ケルシュ)のルーツ

デンマーク出身のDJ/プロデューサー Kolsch (ケルシュ)ことRune Reilly Kolsch。

今や世界で絶大な人気を誇る彼は、昨年に続き今年もTomorrowlandメインステージでプレイ。

“Romantic Techno” の代表格

彼はストリングスやオーケストラの音を繋げるなど、メロディアスなプレイを得意としている。
交響曲が始まるような高揚感の中、いつの間にか4つ打ちのテクノに入り込んでいる自然な流れには驚く。

エッフェル塔のLiveは景色と楽曲がリンクし素晴らしい。

ストーリー性があり、日本のリスナーにも相性が良いDJだ。

ヒッピーの両親の個性的な子育て

Kolschの音楽のルーツは、独特な幼少期の体験が影響している。彼は幼少期、ヒッピーの両親に連れられ車で旅する生活を送っていた。ボロボロの車の中で、新しい音楽や父親のお気に入りのカセットを聞き、成長するにつれて徐々にウォークマンで自分だけ音楽の世界に入っていく。寒冷地から暖かい南への移動は、美しい思い出として彼の中に残っているそうだ。

オペラ”魔笛”で感じた劣等感

一方彼は、インタビューでこんなことも語っている。(※source:”RONSOME NOTES” Interview)

幼少期ドイツで祖父に、モーツアルトのオペラ ”魔笛”を鑑賞に連れて行ってもらった時のこと、アッパークラスの観客や空間に、周りから見下されているような惨めな気持ちになったのだという。レザージャケットに伸びきった髪の彼は、子供ながらに劇場で浮いていると感じたのだろう。

Kolschはオペラ”魔笛”鑑賞中に感じたこの想いを30年後に楽曲にしている。

 

多感な時期の強烈な印象は大人になっても残るもの。

私は時折クラシックの公演を見に行くので、自分が場違いな場所にきてしまったような居心地の悪さは理解できる。オペラは特にハイソだ。

Kolschの楽曲を車窓からの景色を眺めながら聴くのが好きな私は、改めて彼の今までの人生に思いを馳せた。

soundcloud – Kolsch

Source:

Ransome Note
https://www.theransomnote.com/music/interviews/hippies-paddies-and-sad-techno-kolsch-talks/